何ともまどろっこしい!政権の対応

東日本大震災の復興計画策定の復興構想会議初会合が
14日開催された。

第一次提言を6月末、全体的な提言を年末に提出する。
菅総理は官邸にも参与を沢山増員したり、各会議をやたら
増やしたがるが、緊急事態というのは緊急に措置しなければ
ならない事態だ!

責任分散するばかりで、本質的なところで国難をのりきる
トップにはふさわしくないお方だ。

大正12年におきた関東大震災。
政治の混乱期に、前総理の急逝によって
政権空白時におきた大災害だが、
混乱を受けて内相になった後藤新平氏は
認証式の夜に「帝都復興根本策」をまとめ
4日間で閣議決定までもちこんだ。

昭和通りや靖国通りをはじめ52本の幹線道路や
補助線、上下水道、2年後の山手線環状線化など
現在の東京の礎になったときく。

原発は未だ安定せず、安否をつかめないお身内の方も
大変な心労をかかえておられる。

関東大震災の政治家の国家存亡への気概を
菅総理にも多少でももってもらいたい。