建国記念の日を謹んでお慶び申し上げます。
本日は、神武天皇が即位されてから皇紀2672年目の記念日にあたります。
岐阜県においても、日本会議岐阜県本部主催の「奉祝式典」がとり行われ、
第90代内閣総理大臣 安倍晋三先生が基調講演されました。
大変素晴らしい講演でしたので、以下に内容を抜粋。
【震災に見る日本人】
昨年の大震災で被災者の皆さんの行動が世界から賞賛された。
大災害にあってもなお、規律を守り、互いを助け合う姿は、
昨日今日出来上がった日本人の姿ではない。
それは、長い歴史の中で伝統として受け継がれてきた日本人の姿であり、
誇るべきもの。
この歴史と伝統を、次の世代に紡いでゆく責任が私たち日本人にはある。
【天皇陛下とともに】
被災者の皆さんをいたわる天皇皇后両陛下のお姿は、日本人の心に
安らぎと感動を与えてくださった。誰にも真似できることではない。
皇紀2672年という圧倒的な歴史と伝統の中で、
日本国民の安寧を、一心に願い続けてきた天皇家、ご皇室だからこそ、
成せるもの。
【戦後からの脱却】
戦後アメリカによって作られた日本国憲法のもと、歴史や伝統を重んじる
日本人の心は次第に薄められ、「損か得か」の判断基準が
戦後の価値観となっている。しかし、損得の価値観を超えるものは、存在する。
愛する人を、家族を、子供を、命をかけて守るということ。
祖国を、歴史を、伝統を、命をかけて守るということ。
これこそが、日本人の価値観の根幹にあるべきもの。
この他に教育、外交、消費税などについても素晴らしい講演をされました。
【最後に】
私、武藤容治も同年代の政治家として、安倍元総理とともに、
「日本の歴史や伝統を、命をかけて守り抜き、誇りある日本人として、
国家再生の一助となりたい」と、強く心に刻む一日となりました。