明けましておめでとうございます。
健やかなお正月をお迎えのこととお慶び申し上げます。
とはいえ昨年からのコロナ禍において、様々な活動制限や自粛行動などによって大変な思いをしつつ、新年をお迎えになられた皆様方も多かったと拝察します。心からお見舞いを申し上げるとともに、年頭にあたり、引き続き、感染拡大防止と社会経済活動の両立を目指し様々な施策の充実に力を尽くしていく決意を新たにしたところです。
令和3年はコロナ禍の克服と反転攻勢の年であります。
治療・検査体制の充実と治療薬・ワクチンの確保を図るとともに
ウイズコロナ・ポストコロナ時代に向けて新たな日常、経済社会に対応した
社会構造づくりが求められます。
世界のDX化が加速化する潮流のなかで、我が国は遅れをとっていましたが
一昨年より党経産部会長としてデジタル化関連法案や税制関連制度を進め、
今後5〜10年を勝負に菅政権も引続き、省庁縦割りを排除しながら
隗より始めよと政府はもちろん、民間、教育期間をはじめオールジャパンで進められる
組織体制構築に向け動き出しました。
また一方で第4次産業革命時代に加え、世界的な異常気象が発生する中で
気候温暖化対策を図る上でカーボンニュートラル、グリーン社会化への
対策も急務であります。
温暖化対策は経済成長の足枷でなく、成長戦略として環境と経済の好循環を
図る必要があります。
これら世界の潮流に我が国の成長、発展に資する政策を
令和二年度第3次補正、令和三年度本予算を編成し、
1月中旬からの通常国会にて早期成立を図り、対応するとともに
インフルエンザ特措法を早期に改正し、コロナ拡大抑制に迅速な対応をせねばなりません。
我が国の最大の課題である少子高齢化社会への対応も全世代型社会保障制度の議論を進める
とともに、昨今都市から地方への人の流れが見受けられますが
我が国支えとなる「人材」を増やす上でも、まさに我が国の活力を取り戻す地方創生を
地域の協力のもと成功させていかねばなりません。
地域の主役である中小企業・小規模事業者の方々や農林水産業従事者の方々広くデジタル化や脱炭素化社会時代へ向けて挑戦でき、元気で活躍できるように政策を講じてまいります。
コロナを克服した歴史に残る東京オリパラの成功を目指すとともに、2025年の大阪万博成功へ向け課題は山積みですが、謙虚に、おごりなき政治を忘れず、皆様のご理解をいただきながら、次の世代に誇りある、希望に満ちた日本を引き継いでいきたいと思います。