天皇陛下御即位二十年をお祝いする国民祭典に列席

天皇陛下即位20周年式典

本来、国民的行事として12日を今年限りの祭日とする法案が先の国会で提出されたが、

当時の民主党をはじめ野党の合意を得られず廃案となった。

本日、政権交代が現実となって首相たる鳩山由紀夫氏が両陛下をお祝いする国民の代表となって祝辞を述べられることに違和感を感じざるを得ない。

ともあれ皇居前に、三万人を超える国民が夕刻、12度という底冷えする中、

両陛下のお祝いに参集し、寒中2時間じっとお待ちになった熱い想いに、

昨今、やたら自己権利を主張するやからの多いながらも

日本もまだ捨てたもんじゃないと、あらためて歓心いたしました。

今上天皇は、戦後日本国憲法下で初めて選ばれられた方。

憲法第一条で国民の象徴として陛下自らが象徴とはどのような形がふさわしいか

を絶えず問われ、災害時などをはじめ国民と触れ合う機会を大事にされてきました。

国を愛し、家族を愛し、地域を愛する日本の風土、自らを犠牲にしても家族、国を大事にする

日本ならではの精神、「武士道」に通ずるものが今後とも、両陛下のご健康と供に御皇室の

弥栄を願うものであります。