平和安保関連法案が衆院で可決された。

本日、衆議院本会議で平和安全保障関連法案が可決した。特別委員会での審議時間は116時間を超え、その大半は野党側に質問時間を与えられた形で振り返ると、国民理解を得るうえでは、与党議員に時間を与えたほうが得策ではなかったかと思う。

また昨日の委員会採決時の委員会室内で、プラカードを持ち出す野蛮なやり方は国会の品位を失う、報道席へ向けてのシュプレヒコールで「議論の本質を問うのではなく、目立つ為になされる」政局を狙う残念な行為と言わざるを得ない。

我が国の平和を維持、繁栄を将来へつなげるために、国際情勢の変化に合わせ最低限な措置を施す政治の責任を果たすことが与野党問わず、我々の責任である。

「戦争法案」などと根も葉もないプロバガンダでなく、平和を維持するための新しい抑止力をもつ安保法制について、参議院にて品位を持った議論を進めるとともに、何より前線で従事する自衛隊員の安全確保と誇りを持って任務遂行をできる制度を確立するよう議論を進めてほしい。